NPO
『世界を変える偉大なNPOの条件』を久しぶりに読んだ。 『ビジョナリーカンパニー』の社会セクター版と称される本で、偉大なNPOが大きな社会的インパクトを出し続けられている要因を「6つの原則」としてまとめたものだ。 その6つの原則の概要は以下の通り。 …
僕の就職活動の話をしてみようと思う。 就職活動とは天職探しだ。 自らの天賦の才と情熱を注ぐことのできる職を探し、最終的に人生の選択を為すという一大行事だ。 それと同時に、食って生活をしていくためにお金を稼ぐ手段を得るという現実もある。 僕がハ…
日本財団で新たに立ち上がった人材開発チームのチームリーダーを拝命したこと(子どもの貧困対策チームリーダー兼務)を先日ご報告しました。 「育人創社」 人を育てることで、社会に創造の機会をつくりだす。 これは、日本最大級の助成財団である日本財団職…
就活の時期ですね。 リクルートスーツを見かけるようになりました。 さて、日本財団でも新卒・第二新卒の採用エントリー大募集中です! 実は、私も今回の採用活動に関わっており、採用説明会などにも参加して、学生たちに日本財団の目指していることなどの発…
夏の風物詩、24時間テレビが今年も放映された。初めてのランナー当日発表など、今年も何かと話題になっていた。私は以前に24時間テレビで集まる募金の使われ方について記事を書いたが、それから少し状況も変わっているようなので、募金の使途や体制などにつ…
勤め先である日本財団パラリンピックサポートセンター(パラサポ)が朝日スポーツ賞を受賞しました。昨日1月30日、帝国ホテルで他の朝日賞や大佛次郎賞などと一緒に授賞式があり出席してきました。朝日スポーツ賞の選考は、全国の朝日新聞スポーツ部記者から…
昨年夏にはリオ五輪・パラリンピックがあり、お正月には箱根駅伝で青学が3連覇を達成したことが、もう昔のことのように感じられる。3年後の2020年には、東京(日本)でオリンピック・パラリンピックの開催だ。自国開催はおそらく半世紀に一度の一大イベント…
先日、乙武洋匡氏が久しぶりにテレビ出演していたことがトップニュースとして話題となっていた。乙武氏が日本で最も発信力のある「障がい者」であることは確かだが、「障がい者の多様性とリアル」を伝え、理解するという観点から、日本はもっとできることが…
(画像:日本財団パラリンピックサポートセンター公式サイトより)11月6日夜のTBS「情熱大陸」で、大黒摩季の密着ドキュメンタリーが放送された。大黒摩季と聞くと、筆者を含む30代・40代は、「なつかしいにおいがした」なんて自然と口ずさんでしまうくらい…
リオ2016パラリンピックが閉会した。東京2020の前の大会として、日本でもこれまでにない注目度の高い大会となった。開会前はチケットの売れ残りと資金不足が心配されたが、結果的には合計210万枚のチケットが売れ、ロンドン2012大会に次ぐ2番目の規模になっ…
リオデジャネイロに来ています。現地でパラリンピックを観戦しています。めちゃくちゃ面白いです。日本でもNHKで主要な競技が中継放送され、各局でもニュースや特番で取り上げられているかと思います。初めて、パラリンピック競技をご覧になられた人も多いの…
リオ パラリンピックを楽しむための完全観戦ガイド (ぴあMOOK)出版社/メーカー: ぴあ発売日: 2016/08/25メディア: ムックこの商品を含むブログ (2件) を見るリオオリンピックが日本人選手の大活躍と安倍マリオの閉会式で、大いに盛り上がって終わりました。…
今年4月、渋谷に新しいコミュニテイFM局「渋谷のラジオ」が開局し、放送を開始している。コミュニテイFMとは、放送が地域に限定されたラジオ放送で、市民参加型で地域密着の情報を伝え、災害時には臨時災害放送としての防災の役割も持つとして、その意義と役…
健康で文化的な最低限度の生活(1)【期間限定 無料お試し版】 (ビッグコミックス)作者: 柏木ハルコ出版社/メーカー: 小学館発売日: 2018/07/13メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る今や日本の子どもの6人に1人は相対的貧困にあるなか、「子どもの…
先日10日、日本財団パラリンピックサポートセンターのパラリンピック競技団体共同オフィスのオープン発表会を開催し、森元首相や舛添都知事、遠藤大臣、鈴木大地スポーツ庁長官、パラアスリートを代表して国枝慎吾選手(車いすテニス)、高桑早生選手(陸上…
ひとり親家庭に支給される児童扶養手当の、2人目以降の支給額増額を求める運動が始まり、各メディアにも取り上げられている。現状の制度では、1人目の子どもには月額最大で42,000円が支給されるのに対して、2人目には月額5,000円、3人目以降は月3,000円と相…
2020年の東京オリンピックは、新国立競技場やエンブレムの問題で、今は盛り上がりがやや沈下してしまったような感がある。初開催の1964年と異なり、日本が成熟国家となり、2回目の夏季開催となる2020年のオリンピックは、成功して当然で、厳しい経済事情のな…
第5回ハンセン病と人権国際シンポジウムをジュネーブのGraduate Institute(国際・開発研究大学院)で開催した。日本財団が実施してきた世界5地域シンポシリーズの最終回で、全世界からハンセン病回復者や人権専門家、国際機関代表らが参加。2010年に国連総…
アメリカはニューヨークに来ている。国連本部で開催中の障害者権利条約締約国会議に参加し、サイドイベントを主催するためだ。障害者権利条約は2008年に採択され、日本は国内法の整備が整った昨年に批准した。締約国会議というのは、この条約を批准した国の…
障害専門月刊誌『ノーマライゼーション』に掲載された寄稿論文を転載第3回国連防災世界会議が3月14日から18日まで宮城県仙台市で開催された。10年に1度の国連会議で、187カ国の政府代表や国連機関、NGOの代表らが6,500人以上参加したほか、約400のサイドイベ…
3月14日から18日まで仙台で開催されていた第3回国連防災世界会議において、2015年から30年までの国際社会における新しい防災対策の行動指針「仙台防災枠組2015−2030」が採択された。これまでの「兵庫行動枠組2005-2015」の後継となるもので、…
あの311から4年が経った。復興はまだまだ途上であるが、私たちの意識と記憶は時間とともに薄れがちになってしまう。そんな折、東日本大震災の経験と教訓を広く国際社会と共有する大きな機会が訪れる。3月14日から18日、仙台市で第3回国連防災世界会議…
先日、「アイス・バケツ2.0を日本発で拡散させませんか?」という記事を書いて、ハンセン病について考え、偏見や差別をなくすためのキャンペーンへの参加を呼びかけました。1月25日の「世界ハンセン病の日」に合わせた「THINK NOW ハンセン病」という動画メ…
1月17日。今日は阪神・淡路大震災から20年の節目だ。亡くなられた6434人の方々とその家族に想いを馳せ、祈りを捧げたい。多くの方々が命をかけて示してくれたその教訓から、日本が防災に力を入れてきたことは確かだ。ボランティア活動も盛んになり、その実績…
今年の夏、世界中の有名人が氷水をかぶり、難病であるALS(筋萎縮性側索硬化症)への理解や寄付を呼びかけるアイスバケツ・チャレンジが流行りました。あれを見ながら、普段NPOや社会課題の啓発に取り組んでいる身として、これはすごい拡散力のあるキャンペ…
今年も24時間テレビが放送された。今年の夏は氷水をかぶってALS支援に寄付をするアイスバケツ・チャレンジも流行り、チャリティと寄付集めの手法について何かと話題になることが多かった。24時間テレビは毎年恒例なのだが、今年も出演者への高額ギャラが批判…
先日4月22、23日に仙台で「障害者も参加する防災:知識を通じて固定観念を変えよう」アジア太平洋地域会議(仙台会議)を開催した。勤め先の日本財団と国連アジア太平洋経済社会委員会、国際リハビリテーション協会の三者で共催し、18カ国から130名の政府代…
いよいよ消費税が8%に増税される。ヤフートピックスでは、「100円の缶ジュースが20年で130円に…ネット上で“便乗値上げ”の声も」といった記事も紹介され話題になっていた。 今春、清涼飲料最大手の日本コカ・コーラグループが、自販機で売る350ミリリットル缶…
先日、アグネス・チャン氏が日本ユニセフ協会への寄付を呼びかけているのに対して、2チャンネルの創設者として有名なひろゆき氏がブログ上で公開質問状という形で批判を投げかけていた。日本ユニセフ協会は集まった寄付金の81%をUNICEF本部に寄付し、19%は日…
ガーナのカカオの実出張でガーナに来ている。今回初訪問である素人の自分にとって、ガーナといえばやはりチョコレートだ。大学の卒業研究を夜遅くまで研究室でしていたとき、ロッテの「ガーナチョコレート」を食べて空腹と脳の疲れを癒していた。ガーナはカ…