2013-01-01から1ヶ月間の記事一覧
(写真:筆者の家族、最右下が筆者。末妹は母のお腹の中。)「なぜ人は学ぶのか」、そのヒントを探るため、幼少期に学びを加速させる兄妹関係や、知をおもしろきものに発展させてくれる友人関係といった横の関係について考えてきた。次は、同じように縦の関…
今日は娘ゆっちゃんの2歳の誕生日です。 あいにく、ロンドン出張のため一緒にいてあげられないことが、イクメンパパとしてなんとも悔しく、申し訳ないのですが、妻からこんなメールが届きました。 - 今日のゆっちゃま。お昼寝前に一人読書。 気付いたら就寝…
今回の出張先のイギリスには、人生で初めてパスポートをつくり、人生で初めて海外に出ることになったインドの友人が来ています。各種証明書をそろえにくい立場にある彼にとって、パスポートをつくり、英国ビザを取得するだけで、一大イベントのように大変だ…
前の記事で、知のライバルが学びを加速させること、そしてそれが「なぜ学ぶのか」という学びの哲学を解くヒントになるということを書いたが、歴史上における知のライバル関係ものぞいてみたい。まずは何といっても幕末の志士だ。私自身が高校時代に学びに目…
自由への大いなる歩み―非暴力で闘った黒人たち (岩波新書 青版)作者: M.L.キング,雪山慶正出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2002/06/12メディア: 新書購入: 2人 クリック: 69回この商品を含むブログ (6件) を見る出張でイギリスに来ています。ロンドン行き…
"I have a dream.That one day on the red hills of Georgia. the sons of former slaves and the sons of former slave-owners will be able to sit down together at the table of brotherhood."私には夢がある。いつの日か、ジョージア州の赤い丘の上で、…
幼児を観察すれば分かるように、本来、すべての人間に天賦の才として与えられた学びへの渇望。「なんで!?なんで!?なんで!?」「知りたい!知りたい!知りたい!」という気持ち。しかし私たちは家庭や学校環境の悪弊のなかで、この天賦の才がそぎ落とさ…
学びにとって重要な好奇心を加速させるのが「遊び」であり、兄妹関係である。 もちろん、世の中には一人っ子で兄妹がいない人も多い。そんな人も心配する必要はない。濃い友人関係は兄妹関係をも凌駕する学びの刺激体となる。 子曰く、学びて時に之を習う、…
あふれるような好奇心を持って、イカれた人間であり続けるには・・・ その一つのヒントが「遊び」だ。もうすぐ2歳になる第二子、長女のゆっちゃんが最近やたらとはまっていることがある。国旗だ。我が家には世界地図と国旗がかかれたポスターを貼ってあるの…
昨晩、NHKスペシャルで世界初ダイオウオイカの映像撮影成功の様子が放映された。 「は!?イカ?それで?」 と思った読者諸君!「おまえはもう死んでいる!」・・・と思っていただいてよいでしょう。そう、このロマンがピンとこないようだったら、あなたの好…
「なんで勉強しなければならないのか?」「なぜ人間は学ぶのか?」―この問いを考える前に、そんな疑問をもつ暇もなく、世の中の目に入ってくるものを片っ端から学びまくろうとする「学びの天才」、幼児の習性を考えてみたい。現在4才の長男が、まだ言葉を覚…
「なんで○○なの?」人間なら誰もが、生まれて言葉を覚えるか覚えないかの時期に身につける問いだ。幼児が修得する初期の言葉の多くは、人生においてとても重要な役割を果たす。「ちょーだい」「やだ」「ありがと」「バイバイ」「フギャー/ウェーン(泣くと…
最近4歳になった好奇心のかたまりである長男は、「なんで○○なの?」を連発する。答える責務のある親としては大変な作業だ。質問1:「なんでキリンさんは首が長いの?」A)「そうだね〜。高い木の葉っぱを食べるからじゃない?」Q)「なんで高い木の葉っぱを…
あけましておめでとうございます。 今年最初の投稿です。 私は一年の初めに、一年間の目標とその象徴となる言葉を定めて書き初めし出発するという習慣を18歳のときから続けています。また、18のときから人生を7年間毎に区切りながら、7年間の長期的目標と計…