本山勝寛 4kizフォーキッズ代表 公式ブログ | Katsuhiro Motoyama's Official Blog

教育イノベーター本山勝寛の学びのススメ日誌。極貧家庭から独学・奨学金で東大、ハーバード大学院に通い、国際教育政策修士課程修了。日本財団で教育、国際支援、子ども支援事業に携わり、EdTechスタートアップを起業。 子供向けSNSフォーキッズを立ち上げる。『好奇心を伸ばす子育て』『最強の独学術』等著書多数。6児父4回育休。

2014-03-01から1ヶ月間の記事一覧

消費増税便乗値上げの自販機を寄付型にしてはいかがでしょう

いよいよ消費税が8%に増税される。ヤフートピックスでは、「100円の缶ジュースが20年で130円に…ネット上で“便乗値上げ”の声も」といった記事も紹介され話題になっていた。 今春、清涼飲料最大手の日本コカ・コーラグループが、自販機で売る350ミリリットル缶…

奨学金返済分を税控除にできないでしょうか?

確定申告が終わり、配偶者控除見直しの議論が熱くなっているなか、桜が咲き入学の季節が始まるので奨学金問題について考えてみた。端的に提案したい。日本学生支援機構などが行う貸与型奨学金の毎年の返済分を、所得税や住民税の所得控除に算入できないもの…

【配偶者控除】専業主婦は金持ちの高年齢層というレッテル

政府による配偶者控除の見直し論が現実味を帯びている。不思議なのはマスコミ各社が配偶者控除の廃止を「女性の社会進出」という美名のみ強調し、「子育て世代への増税」という点をはっきりと報じないことだ。配偶者控除を受けているような専業主婦世帯は金…

配偶者控除廃止は大胆な子育て支援なしで進めるべきではない

5歳、3歳、0歳の子どもがいるので、現在は妻が専業主婦業に従事している世帯として一言。配偶者控除の廃止はあまり単純に、拙速に進めるべきではないのでは。配偶者控除は、大半の場合が子どものいる世帯への子育て支援の意味合いがある。しかも、育児休業制…

明日ママは終わったが、「考えること」終わらせてはいけない

物議を醸したドラマ「明日、ママがいない」が最終回を迎え、全放送を終えた。私にとっては多くのことを考えさせてくれる、いいドラマだった。作中、多くのはっとさせられる言葉があった。「事実の親と真実の親は違うんです。」第8回放送で、ある日突然引き取…

「本の寿命」について考えてみた

拙著「16倍速勉強法」文庫版の五刷目の増刷が決まった。ペーパーバックスの初版が2008年に刊行されたので足かけ6年で10刷、累計5万部になった。長く読んでいただけることは筆者として何よりもうれしいことだ。16倍速勉強法―「東大」「ハーバード」ダブル合格…

大学生の四割が本を読まなくなった日本で、本をもっと読むようになる方法を考えてみた

「読書時間ゼロ 大学生の4割超える」NHK こんなニュースが流れていた。 大学生が本を読む時間は1日に平均で27分とこれまでで最も短くなり、全く読まない学生が4割を超えたことが、大学生協でつくる連合会の調査で分かりました。 この調査は全国大学生活…