本山勝寛 4kizフォーキッズ代表 公式ブログ | Katsuhiro Motoyama's Official Blog

教育イノベーター本山勝寛の学びのススメ日誌。極貧家庭から独学・奨学金で東大、ハーバード大学院に通い、国際教育政策修士課程修了。日本財団で教育、国際支援、子ども支援事業に携わり、EdTechスタートアップを起業。 子供向けSNSフォーキッズを立ち上げる。『好奇心を伸ばす子育て』『最強の独学術』等著書多数。6児父4回育休。

2015-02-01から1ヶ月間の記事一覧

何のために学ぶのか

ちくまプリマー新書が「中学生からの大学講義」という新書シリーズで、各界で著名な大学教授が中学生に対して「学び」について語るという企画を行っている。シリーズ第1巻は『何のために「学ぶ」のか』。中学生が本当にこういった本を読むのかどうかは別とし…

「東大合格100万円」は「史上最悪の愚策」ではない

Yahooのトップページに“「東大合格なら100万円」市長が批判に反論”という記事が載っていて知ったのだが、鹿児島県伊佐市が、市内の県立高校から難関大学に合格した者に100万円を支給する奨励金制度を発表し、それが批判され議論になっているという。記事を抜…

ジュネーブ出張、パスポートがない!

いざジュネーブ出張へ、ということで成田空港に着いたら、パスポートを忘れるという致命的な大失敗を犯してしまいました。これまでいろいろなものを忘れてきましたが、パスポートを忘れたのは初めて。妻に急いでタクシーで持ってきてもらい、なんとかギリギ…

大人も勉強になる日本史マンガ15選(総集編)〜弥生から飛鳥、奈良、戦国、江戸、明治、昭和まで

先日、“もしも「学べるマンガ」が図書館に充実していたら”という記事を書いた。今回は、「学べるマンガ」のなかのほんの一部であり、また王道でもある日本史を題材にしたマンガについて紹介したい。日本史といえば、「まんが日本の歴史」シリーズのような、…

日本史を楽しく通史するマンガ15選(前)〜古事記、聖徳太子、大仏、貴族

先日、“もしも「学べるマンガ」が図書館に充実していたら”という記事を書いた。この「もしも」を実現すべく、マンガを通して子どもたちの好奇心を高め、物事への関心を広げる新プロジェクトがノミネートしているネット総選挙が、Facebookの「いいね」を通し…

「学ぶ力」と「学力」に関する論争

“「学ぶ力」か「学力」か 滋賀県知事と県議、教育めぐり白熱”という京都新聞の記事がヤフートピックスにも選ばれネット上で話題になっている。これからの教育を考えるうえで重要な議論なので、少し考えてみたい。記事を一部抜粋すると以下の通り。 「学ぶ力…

もしも「学べるマンガ」が図書館に充実していたら

先日、毎日新聞の特集ワイドや東京FMでインタビューを受け、本ブログでも「独学の時代がやってきた」という記事を書いたが、「教育の時代」から「学びの時代」へとパラダイムシフトしていくなかで、学びにおいて最も重要となるのは「好奇心」だ。トーマス・…

「奨学金」への過度な期待と甘えの構造

“奨学金返せず自己破産、40歳フリーター 月収14万円「283万円払えない」”という西日本新聞の記事がヤフーのトップページに掲載され、話題を呼んでいた。記事によると以下の通り。 男性は父親が事業に失敗した影響で、1990年の高校入学時から大学卒業まで日本…

人生で大切なことはブルーハーツから学んだ

「ブルハ結成30年、今なお影響力」という記事がヤフートピックスになっていて、ブルーハーツが結成から30周年を迎えたことを知り、感慨深いものがこみあげてきた。僕は、ブルーハーツが大好きだ。人生で大切なことはブルーハーツから学んだ、と真剣に思って…

東大生の1割は貧乏家庭、教育格差に絶望はない

"「東大生の親は金持ち」は本当だった! もはや「教育格差絶望社会」なのか"というキャリコネニュースの記事がわりと話題になっていたので一言。親の年収や学歴が子どもの学歴と相関関係にあることは周知の事実で、東大生の親の平均年収が高いのは当たり前だ…

イクメンは出世しないのか?

マンガ「島耕作」シリーズの作者、弘兼憲史氏が「育児に熱心な男は出世しない」と述べたことが話題となっている。NEWSポストセブンの該当記事を抜粋すると以下の通り。 昨今、子育てを熱心にやるイクメン会社員がもてはやされています。しかし現実には、仕事…