Boys, Be Hungry!
本ブログの中で、東大・ハーバードの合格体験記“Boys, Be Hungry!”を長らく綴ってきました。 まだ未完の状態ですが、現在、A4にして50ページ、5万字ほどの分量になりました。卒業前に完結するか分かりませんが、もともと意図していた、「本にして同世代の人…
前回からの続き1章①生い立ち 1章②野球 1章③バイト 1章④夢 1章⑤飢え 苦労話をすることがここでの目的ではないが、僕は少年時代、すごく飢えていた。 飽食時代と言われる現代日本で珍しいケースだと思う。貧しかったから、飢えていたから、東大に合格した、ハ…
前回からの続き1章①生い立ち 1章②野球 1章③バイト 1章④夢 僕の進路が決まる頃、父は再び地球の裏側に帰った。再び、妹と僕の二人の生活になった。しかし、今度は勝手が違った。僕は、学業に集中するためアルバイトを辞めた。父の仕事は当時、ほぼ奉仕のよう…
前回からの続き1章①生い立ち 1章②野球 1章③バイト 高1の秋から約1年半、バイトを続けた。高3になる前に進路に悩み始めた。ちょうど家に帰ってきていた父と話した。僕は父と同じ職業である牧師を目指して神学を学びたいことを告げた。その前の冬、僕にとっ…
前回の続き1章①生い立ち 1章②野球 第1章?バイト野球を辞めたあと、うどん屋のバイトを始めた。家族でよく行っていたうどん屋で、安くてたくさん食べられる。そこの「ごぼう天うどん」や「山かけおろしうどん」が好きだった。もともと身近なところでもあった…
第一章「飢えと渇き」前回①生い立ちからの続き②野球そんな父も家を出ることになった。海外、しかも中米の貧しい国、ホンジュラスという国に飛んだ。父は慈善事業家で、人のため世界のために働くことを生きがいとしていた。給料がなくとも慈善事業を進んで行…
以前の記事に、自分がなぜハーバード大学院に合格できたのかということについて書きました。その要因を一言で、「渇望感」と表現しましたが、 言い換えれば、「飢餓感」と言ってもよいかと思います。この要素は、自分自身が7年前、東京大学に合格したときの…