本山勝寛 4kizフォーキッズ代表 公式ブログ | Katsuhiro Motoyama's Official Blog

教育イノベーター本山勝寛の学びのススメ日誌。極貧家庭から独学・奨学金で東大、ハーバード大学院に通い、国際教育政策修士課程修了。日本財団で教育、国際支援、子ども支援事業に携わり、EdTechスタートアップを起業。 子供向けSNSフォーキッズを立ち上げる。『好奇心を伸ばす子育て』『最強の独学術』等著書多数。6児父4回育休。

2015-06-01から1ヶ月間の記事一覧

3回目の育休前に「男の育休キャズム越え」策を考えてみた

男性の育児休業 社員のニーズ、会社のメリット (中公新書)作者: 佐藤博樹,武石恵美子出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2014/07/11メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る厚生労働省が2014年度雇用均等基本調査(速報)を発表し、男性の育児休業…

「第三子以降に千万円支援」が暴論ではない理由

産経新聞が6月21日付のコラム「日曜討論」で、"少子化対策 第3子に「1000万円」支援を"という提言を掲載した。論説委員の河合雅司氏のコラムで該当箇所を抜粋すると以下の通り。 第3子以降となると、さらに経済的な悩みが大きくなる。国立社会保障・人…

父という病、そして父になること

(051)父という病 (ポプラ新書)作者: 岡田尊司出版社/メーカー: ポプラ社発売日: 2015/01/05メディア: 新書この商品を含むブログ (4件) を見る今日は「父の日」ということで、父親について改めて考えてみたい。精神科医である岡田尊司氏の最近の著作『父とい…

「無関心との闘い」ジュネーブでハンセン病シンポ

第5回ハンセン病と人権国際シンポジウムをジュネーブのGraduate Institute(国際・開発研究大学院)で開催した。日本財団が実施してきた世界5地域シンポシリーズの最終回で、全世界からハンセン病回復者や人権専門家、国際機関代表らが参加。2010年に国連総…

「読み聞かせ」が最強な件について

ニューヨークから帰ってきたと思ったら、今ジュネーブに出発する途上だが、子どもたちと過ごせる出張の狭間の2日間を最大限活用し、子どもたちと遊びまくった。夕食を食べさせ、お風呂に入れて、歯磨きをしたら、一日の終わりは絵本の「読み聞かせ」で締めく…

「共産主義国日本」とサバイバル宗教論

以前、朝日新聞の吉田調書誤報騒動の際、「先進国で最もマスコミを鵜呑みにする日本人」という記事を書いた。そのときに参照したのが、「世界価値観調査(2010)」だが、日本人の新聞に対する信頼度は「非常に信頼する」と「やや信頼する」を合わせると70.6%…

2015年以降の開発目標に障害者の視点を

アメリカはニューヨークに来ている。国連本部で開催中の障害者権利条約締約国会議に参加し、サイドイベントを主催するためだ。障害者権利条約は2008年に採択され、日本は国内法の整備が整った昨年に批准した。締約国会議というのは、この条約を批准した国の…

福島の出生率が東日本一に

先日、厚生労働省から2014年の人口動態統計が発表され、合計特殊出生率が1.43から1.42へと9年ぶりに低下したことが話題になった。このまま出生率が伸びずに、人口減少と少子高齢化の加速化に歯止めが利かないと、社会保障制度は破綻し、日本経済は衰退の一途…

やっぱり「早起きは三文の徳」だった

今年に入り、朝早く起きている。2時半に起きるときもあれば、5時くらいのときもある。平均すると4時半起きだが、7時から朝の支度を始めるので、2時間半ほど自由な時間が使える。朝早く起きているといっても睡眠時間を削っているわけではなく、子どもたちを寝…

消費増税延期の間にタバコ増税を

今年も5月31日の「世界禁煙デー」を迎えた。WHOは毎年約600万人がタバコが原因で死亡しており、そのうち60万人は副流煙が原因、このまま放っておくと2030年にはタバコが要因の死亡者は毎年800万人に増加すると警鐘を鳴らしている。広告の禁止や健康被害の明…