2013-05-01から1ヶ月間の記事一覧
5月31日はWHO(世界保健機関)が定める「世界禁煙デー」だ。日本では社会的注目度は低いが、毎年この日の1週間ほど前に世界保健総会がジュネーブで開かれ、世界中の保健省高官が集まるなか、喫煙による健康被害が大きなテーマとして扱われるので、医療保健関…
橋下徹氏が一連の慰安婦発言問題に関して、外国人特派員協会で記者会見を行った。主に海外メディア向けに行った会見であることを考えると、海外メディアの反応や報道を確認することがまずもって重要だろう。結果を一言で言うと、海外では既にあまり関心がな…
安倍首相が日本の首相として36年ぶりにミャンマーを訪問し、テイン・セイン大統領と会談した。このこと自体は大変好ましいことであり、近年のミャンマーブームの前からミャンマー支援に関わってきた者として感慨深いところがある。しかし、一点懸念せざるを…
(145)今こそ「奨学金」の本当の話をしよう。: 貧困の連鎖を断ち切る「教育とお金」の話 (ポプラ新書)作者:本山 勝寛出版社/メーカー: ポプラ社発売日: 2018/02/09メディア: 新書 最近、奨学金の滞納問題に関する記事が目立ち、負の部分にばかりスポットが当…
橋下氏の発言問題が収束しない様相を呈しているなか、同氏発言の英訳問題を材料に、「日本の海外情報発信」について少し考えてみたい。この英訳問題について提起しているのが、先日開設されたばかりのハフィントン・ポスト日本版の記事―「慰安婦、風俗の英訳…
橋下徹大阪市長の性風俗業と慰安婦に関する発言が国際問題となっているが、その是非は他でさんざん論評されているので置いておくとして、これを機会に「人権と外交」について少し考えてみたい。というのも、橋下氏の一連の発言は、内容如何にかかわらず、人…
「育休3年」や「女性手帳」の論争が続いています。「少子化」という国家の存亡にかかわる社会問題と、「男と女」という人類永遠のテーマに関わることですから、当然といえば当然かもしれません。毎日一緒に暮らしている夫婦ですら、誤解やすれ違いは当たり前…
今、日本の小学生の間で流行っている本をご存知だろうか?図書室では予約待ちが殺到し、友達の間でも「次はぼく!」「次はオレ!」と言って、競い合うように回し読みされているほどだという。それは本というよりマンガだ。そして、ただのマンガではなくいわ…
ハフィントン・ポスト日本版の開設、おめでとうございます。 批判も期待も含めて、様々な反応が飛び交ったところは、さすがと感じました。 今のところ、どちらかというとヤフートップページにも掲載された、藤代裕之さんのYahoo!個人での投稿「ハフィントン…
議論百出の「育休3年制」について、当初はネット上で強い反対論のみに傾く流れに違和感を覚えたので、議論のバランスを取るため敢えて反論(支持論)を投稿させてもらった。それが、すっかり育休3年制の推進論者のようなポジションになってしまい、やや困惑…
ゴールデンウィーク真っ最中だ。今のところ5月3日の憲法記念日にちなんだ、憲法改正論議が盛んなようだが、5月5日の「こどもの日」も、この機会を大事にしながら、子どもについてじっくりと考えておきたい日だ。最近、少子化問題がクローズアップされ、様々…