百歳から俳句を始めた日野原氏の好奇心
先日、聖路加国際国際病院名誉院長の日野原重明氏が、100歳から俳句を始めて、「104歳になって俳句のことがようやく分かってきた」と述べていたと聞いた。私は以前、日野原氏の講演や学校での授業に同行し、百歳近くで何十人ものサインに応じる姿にも驚いたが、百歳から俳句という新しいことを始めるバイタリティーはさすがとしか言いようがない。
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人はよく、「学生時代にもっと勉強しておけばよかった」というが、別に学生でなくても、30歳でも40歳でも、そして100歳でも、心の持ちよう一つで学び続けることができる。一生学び続ける人こそが、成長し続けることができる人だ。自分に限界の蓋をしめてしまうのは、自分自身だ。限界の蓋を開き、常に好奇心と探究心を持ち、これは成し遂げたいと思ったことにセオリーをもって取り組む。そうすれば、年齢を問わず、必ず人は成長する。
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これから日本は超高齢化社会に突入するが、日野原氏のような好奇心とチャレンジ精神旺盛な「元気な老人」がたくさん増えるのであれば、日本も捨てたものではないのかもしれない。104歳の日野原氏の姿勢から学ぶものが多い。
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