新学期スタート
新学期が本格的に始動しました。
今学期履修する授業は以下になりました。
・Intermediate Statistics: Applied Regression and Data Analysis(中級統計学:応用回帰分析):
先学期、統計入門を取ったので、その続きです。重回帰分析など使って、分析ペーパーを書いていきます。
・Program Evaluation(プログラム評価):
ケネディースクール(行政大学院)出身の教育経済学専門の教授が行う授業です。先学期、同教授のミクロ経済の授業を取り、役に立ったと感じたので、今学期も同じ先生のものを取りました。上の授業でやる重回帰分析やランダムアサインメントなど、より応用的な研究手法を、実際のリサーチ・ペーパーを読み込みながら学びます。
・Monitoring and Evaluation for Improving Education Systems(教育システム改善のためのモニタリング・評価):
新しく指導教授(アドバイザー)になった中国人の教授が教える授業です。上の2個で扱うような分析手法をより大きな視点からシステム論的みていく感じです。途上国の教育システムを特に扱います。
・Managing Financial Resources in Nonprofit Organizations
(非営利組織財政マネジメント)
ケネディスクールとビジネススクールでも、NPOマネジメントを教えている教授です。ハーバードの予算オフィスでも働いていた大学経営の専門家です。大学マネジメント、アメリカのNPOマネジメントに興味があったので取りました。
総じて、Quantitative(数量的)な授業が多くなりました。
留学生であるハンディ(語学とアメリカの教育事情に詳しくない)が出にくいのと、やってて身になる感覚があるので、こういう履修になりました。
他に、audit(聴講)で
History of Harvard and Its Presidents(ハーバードの歴史と歴代総長)
という授業も聴きます。学部とDivinity School(神学大学院)共同の授業です。
神学校として始まったハーバードの歴史を宗教学的、社会学的な観点から考察します。話を聞くだけなら、けっこうこれが一番楽しかったりします。
初回の授業の、
「ハーバードのDNAには宗教的イマジネーションが存在する!」
“Religious imagination is in Harvard's DNA!"という言葉が印象的でした。
授業は分析系が多い分、他にも、講演や聴講に足しげく通えたらと思います。
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