荒れた公立中学校を13回の陸上日本一に導いた元体育教師・陸上部監督の原田隆史先生の著書『カリスマ体育教師の常勝教育』を読みました。
高い目標設定
物事をやり切る心を育てる態度教育
毎日の手伝い、掃除、勉強の徹底と持続
日誌指導で目標・計画・心の整理
チームワーク教育
「教育はまず心の教育が必要だ、人格教育・道徳教育が必要だ」という議論は多いのですが、それをまさに徹底的に実践し、陸上日本一を毎年出してしまうまでの実績をあげているところに説得力があります。
ビジネス的な概念も持たれており、目標を高く、そして明確に定めて書く、そのための綿密な計画を作成するということを、中学生に指導・実践させているところがすごいです。
そして、その実践をやり切る土台を、手伝いやあいさつ、正しい姿勢の持続的実践からたたきつくる。
ほとばしる情熱と徹底した研究・理論を兼ね備えた教育者だと感じました。
現在は教師教育と企業の人材教育にも携わっていらっしゃるようです。(公式HP)
中高大学生、教育者、父兄、ビジネスマン、全てに読んでほしいと思える本でした。
私自身、現在、受験指導に携わっているのですが、
まず、将来のビジョンを描き、それを自分のものとして強く願えているか?そこを徹底的に教育しています。プランニング指導や日誌、奉仕の実践も促しています。
指導を受けている学生たちは、私の受験時代と同じように、一日14時間ほどの勉強を実践し始めています。
人に行動させることは、自分がそうすることより何十倍も難しいと感じますが、そのような働きかけが私自身を大きく成長させるのだと感じています。
「私自身が変わらなければ人は変わらない」
このことを最近痛感していただけに、あまりにも心に響いた本でした。
熱い気持ちになれます。
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