先日、『僕の独学戦記』の読者から初めて郵便でファンレターが届きました。
ブログ上のコメントや各サイトのレビュー、メールでのご感想(「本から刺激を受けて東大受験を決意できた」など)は受け取っていましたが、郵便でははじめてです。
いわゆる「ファンレター」ということになるのでしょうか。とてもきれいな力強い字で純粋な感想をいただき、僕自身も刺激を与えられました。
本という「商品」を世に出して、何冊売れたとか、何位になったとか、目に見える数字のことばかりにとらわれていたかもしれません
しかし、自分が当初考えたこと、
一人でもいいから、一人の人の人生に影響を与えられるような本にしたい、
一人でも多くの人に勇気を与えられるような本、がんばろうと思ってもらえるような本にしたい、
そういう気持ちを思い出させてくれる一通でした。
「我々の現在、そして未来の成功は、我々がどのぐらいのお金を稼ぐかではなく、どのくらいの多くの賞賛を得るかでもなく、またこの教育機関からどのレベルの学位を得たかでも定義されるべきではない。
むしろ、我々の成功を真にはかるものは、我々がどのくらい多く人びとの心を動かすかであり、世界の改革と社会正義のための取り組みの中にあるはずだ。」
以前、この言葉を引用したときの気持ちを思い出しました。
お手紙、ありがとうございます。
そして、ブログ読者の皆様もありがとうございます。