笹川陽平『人間として生きてほしいから』

私のボスである笹川陽平さんが本を出しました。
笹川さんは１年の３分の１を海外で過ごし、そのほとんどが途上国です。私も今年、アフリカ、インド、ネパールなど一部の出張に着いていきましたが、７０歳であれだけの過密スケジュールをこなしてしまうことに、身内ながらいつも驚かされます。訪問先では国家元首にも会うし、病人や貧しい人々とも交流します。私のような若造とも笑い話を交わし、意見も積極的に聞いてくれます。
一緒に着いて回っていると、ご亡父から受け継がれた哲学「世界は一家、人類皆兄弟」を地で行っているなあと感じます。本では、世界各国の様々な姿を、ユーモアと温かい視線で描いています。

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