『夢をかなえる勉強法』by司法試験カリスマ講師
『夢をかなえる勉強法』
法曹を目指す人なら誰もが知っている、司法試験塾「伊藤塾」のカリスマ塾長、伊藤真氏の著作です。
東大駒場駅にでっかい看板広告が出てるので、東大生にもおなじみですね。
法律や司法試験の本ではなく、タイトルの通り、勉強一般の方法論あるいは精神論に関する内容です。
最近、中高生の指導をするにつけて、こういった本を改めていろいろと読んでみています。
内容に関してはどれも納得のいくものでした。
目新しさはないのですが、やはり、これこそが「勉強の王道」だよな、思いました。
「ゴールから発想する」
ほんとに重要です。自分の受験記にも書きましたが、始める前にどれだけ自分が合格したとき(あるいはその先)のことをリアルに強烈にイメージできるかが勝負のポイントになるんですよね。
そのために、「合格体験記を自分で書く」というのは初めて聞きました。これは使えるかも!と秘かに思っています。(全然秘かではないか・・・)
「根っこの忍耐力」
「小さな成功体験」(例えば、自転車乗りコンテストで入賞したとか)
これも必要ですね。
夢をかなえる勉強において必要であり、勉強することによって得られるものでもあると思います。
それから衝撃だったのが、「一日20時間勉強した」というくだり。。
「なぁにぃ!!!」
「負けたー!」
僕も受験時代に死ぬほど勉強したと思っていましたが、正直悔しいですが、負けました。
徹夜する日はそのくらい僕もしてたのですが、次の日はダウンって感じだったので、伊藤氏のようにそれを何十日と繰り返すというのはしたことがありません。
あと印象に残ったのが、伊藤氏が「真の法律家を育成したい」という夢を実現していく過程。
その夢を熱意をこめて語り歩いていたら、ある人が銀行を紹介してくれた。銀行でもその夢を熱く語ったら無担保でお金を貸してくれた。その調子で事務所も見つかり、昔の知人からたまたま電話がかかってきて、そのことを話すと手伝うことになった。
そうして、「夢をかなえる勉強法を教える」司法試験塾が誕生したというのだ。
夢や理想は頭の中で考えているだけでは実現しない。紙に書いたり、壁に張ったり、人に話したり、宣言したりして、外にだしていかなければならない。顕在化させていくことで、より実現に向けて近づくのである。
という。
また、こうも述べている。
人のために何かをしようというこの利他的な心が、何かを呼び寄せているのではないだろうか。
自分が生まれてきた意味やミッションに気づき、一生懸命ベストを尽くしたり、利他的な心で何かをやろうとするとき、運命なのか神なのかはわからないが、何か大きな力が助けてくれるような気がする・・・
利他の心で動けば、何かが助けてくれる。
この部分で鳥肌が立ちました。
ほんとにほんとにそうだと感じます。
人も金も環境も、自然と呼び寄せるような、
より大きなものの為に貢献できる熱い夢・ビジョンを語れる男に、
僕もなりたいです。
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