昨日、NPO主催の講演会で「日本の教育、世界の教育」と題しまして、講演を行ってきました。
強風の中、老若男女約70名の方にお越しいただき、心からお礼申し上げます。講演後には熱いディスカッションも繰り広げられ楽しいひと時を過ごせました。
講演の中身は、
江戸時代からの日本の教育の特徴を概観。
寺子屋や明治期の学制改革、昭和期の理数科教育の成功例から、今日のゆとり改革にいたるまでを分析。日本の教育水準とマインドの高さに対して、一律的な公教育中心主義が限界にきていることも指摘しました。
世界の教育については、アメリカ、フィンランド、韓国、中国、インド、中南米、アフリカなどの特徴を概観。日本の教育を高め、国際社会に貢献できる道を模索すべきことを提案しました。
日本国内の教育における基本的な提案は、
1)アイデンティティ、ビジョン教育を行うこと。(人生観、歴史観、世界観を確立する教育、夢を持たせる教育)
2)国際的に活躍できる人材育成、リーダー教育を充実させること。
の2点です。
しばらくしたら、講演の様子の映像も配信されるそうです。
より具体的な教育論や今後のビジョンについては、また後の機会でご紹介いたします。