本山勝寛 4kizフォーキッズ代表 公式ブログ | Katsuhiro Motoyama's Official Blog

教育イノベーター本山勝寛の学びのススメ日誌。極貧家庭から独学・奨学金で東大、ハーバード大学院に通い、国際教育政策修士課程修了。日本財団で教育、国際支援、子ども支援事業に携わり、EdTechスタートアップを起業。 子供向けSNSフォーキッズを立ち上げる。『好奇心を伸ばす子育て』『最強の独学術』等著書多数。6児父4回育休。

韓国高校生の米留学事情

韓国高校生の米留学事情について少し書こうと思います。

最近、韓国の高校からハーバードなど米名門大学に多数合格したという報道がありました。
朝鮮日報の記事
その記事からすると、early action/decisionで既に50名ほどの合格者が出たとあります。
それでも昨年よりは減少気味のようですが、日本の高校生留学事情からするとかなり「先進国」なのかもしれません。(昨年の実績についての報道

特に有名なのは、大元(テウォン)外国語高校というところで、毎年20人弱の米名門大学、ハーバードにも2,3名出してます。
実績はここ。(韓国語サイトです)

教師にはハーバードやプリンストン卒のネイティブや韓国人を起用してますし、SAT受験や奉仕活動などもカリキュラムに取り込んでるようです。
韓国ではこの種の外国語高校というのが増えてきていて、かなり高度な英語教育を施す海外留学コースを持っています。

また、民族史観高校という学校も、大元に匹敵する実績(今年の実績)を出していますが、その名のとおり「愛国者養成」の自立型学習の学校のようです。おもしろいのが、「英語使用の目的」という校訓のようなものに、
「英語は先立つ文明・文化を韓国化して取り込み、韓国を先進国に押し上げるための手段であり、それ自体決して学問の目的ではない」と謳っています。
こういうところが実際、海外にばんばん送ってるわけですから、おもしろいですね。

日本にもこういう高校が出てくるんでしょうか。。

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