本山勝寛 4kizフォーキッズ代表 公式ブログ | Katsuhiro Motoyama's Official Blog

教育イノベーター本山勝寛の学びのススメ日誌。極貧家庭から独学・奨学金で東大、ハーバード大学院に通い、国際教育政策修士課程修了。日本財団で教育、国際支援、子ども支援事業に携わり、EdTechスタートアップを起業。 子供向けSNSフォーキッズを立ち上げる。『好奇心を伸ばす子育て』『最強の独学術』等著書多数。6児父4回育休。

アートで学力向上 研究授業を取材

小学校での研究授業に取材に行ってきました。

芸術活動を活用して教科学習の理解促進につなげるというカナダのプログラムを日本に紹介する試みです。
カナダのLTTA(Learning Through The Arts)というプログラムで、日本ではアートワーク・ジャパンというところが主催して、カナダのEducatorなどを招へいしてワークショップや研究授業を行っています。
詳しくは日本財団ブログマガジンに後日書く予定なので、関心のある方は楽しみにしていてください。

アメリカの教育大学院で研究していたといっても、日本の学校現場を訪れたのは久しぶりのことで、とても新鮮で楽しかったです。
日本も総合学習という切り口から様々な取り組みを試みているようですが、「ゆとり教育」政策も見直されはじめ、まだまだ迷走している状態ですね。だからこそ、研究とパイロット事業、モニタリング・評価を重ねることで、それぞれの現場、生徒にとってどういった教育実践が必要なのかを模索していくべきだと感じています。

日本は元来、詩歌俳句や農林漁業を通して文武両道を実践してきました。その国民の総合的な教育水準の高さが日本の見えない資産であったといってもよいでしょう。日本の伝統的資産を生かしながらも、外のものをうまく導入し応用させる「日本らしさ」をさらに活用して、日本の教育が世界に冠たるものとなれたらと願っています。

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