「親が自分のどこに誇りを持っているか?」
と、子どもたちに聞いても、答えられない子どもがほとんどだそうです。
親子のコミュニケーションの大切さはいたるところで謳われていますが、具体的にどんなコミュニケーションをすればよいのか、あまり具体論がない気がします。
今日聞いた話の中で印象深かった内容を紹介します。
子どもにとって、家族みんなで時間を過ごすよりも、親と一対一で過ごした時間が心に残るんだそうです。そして、そのときに説教したり、非難したりするのではなく、子どもを誇りに思っていることを具体的に三点挙げて、子どもに話してあげるのがよいそうです。人にどんなことを言われても、そのときの成績が悪くても、たとえぐれていたとしても、親が信じ、認め、誇りに思っていることが、子どもにとっては大きく、心に残るわけです。
それが、その子どもにとって「奇跡」となるといいます。
人は人に対して「奇跡」となれる。親は子どもに対して「奇跡」となれる。
教育者でも、兄弟でも、友人でもそうでしょう。人の可能性を信じ、よさを発見し認め、奇跡をもたらすことのできる人間になっていきたいです。