本山勝寛 4kizフォーキッズ代表 公式ブログ | Katsuhiro Motoyama's Official Blog

教育イノベーター本山勝寛の学びのススメ日誌。極貧家庭から独学・奨学金で東大、ハーバード大学院に通い、国際教育政策修士課程修了。日本財団で教育、国際支援、子ども支援事業に携わり、EdTechスタートアップを起業。 子供向けSNSフォーキッズを立ち上げる。『好奇心を伸ばす子育て』『最強の独学術』等著書多数。6児父4回育休。

一人の人に対して奇跡となる

「親が自分のどこに誇りを持っているか?」
と、子どもたちに聞いても、答えられない子どもがほとんどだそうです。

親子のコミュニケーションの大切さはいたるところで謳われていますが、具体的にどんなコミュニケーションをすればよいのか、あまり具体論がない気がします。
今日聞いた話の中で印象深かった内容を紹介します。

子どもにとって、家族みんなで時間を過ごすよりも、親と一対一で過ごした時間が心に残るんだそうです。そして、そのときに説教したり、非難したりするのではなく、子どもを誇りに思っていることを具体的に三点挙げて、子どもに話してあげるのがよいそうです。人にどんなことを言われても、そのときの成績が悪くても、たとえぐれていたとしても、親が信じ、認め、誇りに思っていることが、子どもにとっては大きく、心に残るわけです。
それが、その子どもにとって「奇跡」となるといいます。

人は人に対して「奇跡」となれる。親は子どもに対して「奇跡」となれる。
教育者でも、兄弟でも、友人でもそうでしょう。人の可能性を信じ、よさを発見し認め、奇跡をもたらすことのできる人間になっていきたいです。

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