まなブロ by 教育イノベーター本山勝寛

教育イノベーター本山勝寛の学びのススメ日誌。極貧家庭から独学・奨学金で東大、ハーバード大学院に通い、国際教育政策修士課程修了。日本財団子どもの貧困対策チームリーダー。『今こそ「奨学金」の本当の話をしよう。』 『最強の独学術』等著書多数。

ボストン美術館で韓流


写真:ボストン美術館に展示される日本刀


世界4大美術館の一つと言われるボストン美術館(Museum of Fine Arts Boston)に初めて行ってきました。

茶の本(The Book of Tea)』の筆者岡倉天心フェノロサが、明治時代に廃仏毀釈で見捨てられていた日本美術を評価し、この美術館に集め、日本の美を世界に紹介したことは有名です。また、彼らの友人であり日本美術研究家でもあったビゲローがセオドア・ルーズベルト大統領に、日本の外交官金子堅太郎を紹介し、その友人関係が日露戦争終結工作(ポーツマス条約締結)を成功させた大きな要因になったとも言われています。(フェノロサ、ビゲロー、ルーズベルト、金子堅太郎、それと条約を締結した外相小村寿太郎もハーバード卒です。参考サイト

そんな日本史に名を刻むボストン美術館に前々から行きたいと思っていたのですが、韓国フィルムフェスティバルが開催されていたのを機に行ってきました。
観たのは、『王の男(The King and the Clown)』。
韓国で2005年に大ヒット(1200万人観客動員)した、宮廷を舞台とした映画です。日本でも今、いくつかの映画館で公開されてるようです。
おもしろかったです。

綱の上で展開される芸、

「もう一度生まれ変わったら何になりたいか?」
「貴族?」―「いや」
「王?」―「そんなのはいやだ。」
「じゃあ何になりたいんだ?」

ここにこめられた意味が映画のストーリーを通して問いかけられます。
そして、ストーリーにはめこまれた「盲人遊び」の中の台詞、

「お前はそこにいて、おれはここにいる。」(ノヌンコギイッコ、ナヌンヨギイッチ)

これに全てがこめられている気がしました。


ボストン美術館にて英語字幕で、白人観客たちと観る、韓国歴史映画も、なかなか味がありました。(下ネタで凍ったり、馬鹿笑いするところは万国共通?でも日本より笑い声がでかかったと思います。)ボストン美術館で流される日本映画は黄金時代と言われる1950年代のものが多いようですが、韓国は積極的に現代映画を流しています。
最近は日本も、国連で「MEGUMI」を上映していましたが、「文化交流史と国際関係」という観点にちょっと関心が高まっていたりする今日この頃です。


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