半年ほど前に文庫化された『16倍速勉強法』を書店で見たよという声をよく聞くので、ブログ上での最近の書評をいくつかピックアップしてみました。東大生協でも長らくランキング入りしていただいています。
購読いただいた皆さま、感想をアップして下さった皆様、ありがとうございます。
16倍速勉強法―「東大」「ハーバード」ダブル合格 (光文社知恵の森文庫)
- 作者: 本山勝寛
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2011/08/10
- メディア: 文庫
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・ブログ「日々の本棚」(http://dokushoichi.seesaa.net/article/249710312.html)
奇をてらった内容ではなく、スタンダードな勉強法といえる。
ただし僕にとっては欠けやすいのが戦略の視点。
大学で経営戦略の講義とか気に入って聞いていたくせに、自分の戦略が立てられないようではいけない。
短期的にはそれなりに集中力や効率も出せるが、長期的に成果が出なかったりすることがよくあった。著者の主張は
勉強成果=地頭×戦略×時間×効率
参考になった内容は、
■ 脳を鍛えるには、いかに脳に負荷をかけて使う機会を設けるか
■ やるべきことは、「今日やるべきこと」「今やるべきこと」まで落とし込む。
■ 期限なしの目標は夢でしかない。制限時間がないと人はやらない!
■ 合格体験記、マニュアル本は経験者の蓄積だから、必要に応じて使おう。一番良かった部分は(引用)、
■ この本を読んで、決して「私も勉強しなきゃ」とは思わないでください。
「次はこの目的のためにこの試験で何点をとる。そのためにはいついつまでにこの問題集を一通りやる必要があるから、今日は何ページ進ませよう」
このような考えをもって、戦略的勉強法を実践してくだされば幸いです。
・ブログ「教訓」(http://syukantassei.blog74.fc2.com/blog-entry-5.html)
久しぶりの書評です。
英語ができるようになりたいと頭の片隅で思っている日々。
たまたま立ち寄った本屋で目に付いたので買ってみました。
勉強法が知りたい!と思って。「東大」「ハーバード」ダブル合格16倍速勉強法
斬新だと思ったのが、”地頭を鍛える”ということでした。
地頭は、「読み・書き・そろばん」の力を日々鍛えておくことがまず大切なようです。
その中の「書き」の部分に、書評をブログに書くと効果的であるというようなことが書いてあったので、早速実践してみました。
これからは、英語の方の勉強を進めていきたいのですが、とりあえず今日は一つ実践したぞということで。
具体的に役立つ勉強方法が盛りだくさんでした。
・ブログ「これ、読みました」(http://blog.livedoor.jp/read_it/archives/2984713.html)
この本は画期的な方法が手に入る本であって、読むだけで勉強が出来るようになっちゃう魔法の本ではないということ。
コレがこの本の注意点でもあり私がこの本を買おうと思った理由です。
実際著者はあったこともない私を見透かしているかのように語った。(笑)私に勉強が苦手な人のレッテルを貼り付けるだけでなく希望も見せてくれた。
今まで私は「戦略」と「効率」が限りなく0に近かったのだと思う。だから大手の塾に通っていた中学時代は成績がいつも上位だったが、塾を辞め高校に進学したとたん落ちこぼれ。塾に行きたいと思ったが、両親には言いだせず時は過ぎ現在高校3年2月(こんなことしている場合でないのは承知の上)。浪人する前に出会えて良かったです。いや、あわよくばもっと早くに出会いたかったのですが(汗)まだ最終試験まで約1ヶ月あるので、勉強の仕方が分かったので浪人しないように「戦略的に」「効率よく」「時間をひねり出して」足掻いてみたいと思います。
・ブログ「やまとだましい」(http://ameblo.jp/maatan-venus/entry-11081271431.html)
書店のランキングコーナーでタイトルに惹かれたこの本。
著者の本山勝寛さんは私の五歳年上で、東京大学工学部、ハーバード教育大学院を卒業されたとのこと。読み終わっての感想は、「この人は本当に頭がいいんだなぁ。」
なんとも間抜けな感想だが、率直にそう思ったのだ。
文章が分かりやすく、テンポが良い。さらに具体的にどの様に行動化すればよいのかが明確に示されている。
この人の言うことなら間違いないだろう、やってみるか!と思わせる力がある。そしてこの本を読み終わって、まんまとハーバード入学を目指す気になってしまった。
という昭和の香りのする冗談はさておき、ここに宣言しよう。
TOEIC900点を26歳の誕生日までにとる。
この本によると勝利の勉強方程式は
自頭×戦略×時間×効率
とのこと。
すべてにおいて高いパフォーマンスをあげることで、これらが掛け算的に働きあい、奇跡的な勉強成果を達成できるそうだ!しかし、著者は触れていなかったが、掛け算ということはどれか一つが0なら、言うまでもなく、そういうことだ。
君がゼロなら意味がない。
とはよく言ったものだ。
そして勉強時間0の私はまたいうまでもなくアウト。さぁさぁ、戦略を立てて今日からがんばろう!
なかなかの良本。
ランキング上位にはいるのも納得。
資格試験に取り組んでいる人や受験生はもちろんのこと、全てのビジネスマンや受験生の親にもきっと有益な本になるだろう。
以上。感謝!