以前、日大卒体育教師からハーバード教育大学院に合格した方を紹介したが、その方がハーバードを卒業して日本に帰国されたのでお会いした。松田悠介さん。私よりも若く、とても熱い人だ。
つい最近ブログで読書録を書いたTeach For America(ティーチ・フォー・アメリカ)の日本版を創設しようと奔走している。日本とアメリカの教育事情や企業・就職文化の違いはあるが、そういった違いをふまえたうえでの日本ならではのかたちを模索しているようで、ぜひ成功してほしい。
日本においては特に、教育学部以外の学生が教育現場を体験する機会を提供すること、その上で教育界であれ、企業、NPOであれパブリックマインドの高い人材が輩出されることが重要だと思う。また、教育に関心のある学生が現場体験を積む機会にもなるし、理系学生が参加することで子供たちの理科離れ阻止にもつながる。
アメリカで就職ランキング10位にまで入るほどTFAを成功させたのは大学卒業したての女の子。松田さんも若く、行動の人だ。ぜひがんばってほしい。
松田さんのブログ「Teach for Japan」はコチラ