先日、大林宣彦監督とマンツーマンでお話する機会を得た。大林監督といえば日本の映画監督として第一人者的存在。やや緊張して事務所を訪問したが、とても和やか、かつ自然体で素敵なお話を聞かせてくれた。
印象に残ったのは「私はベテランの子供。現役の子供からたくさん学んでいる。」という言葉。学生に講演をしたり、映画祭の審査委員として中高校生の作品を観ると、大人や「プロ」では決してもてない感覚と視線を持っているという。そして、映像のプロではなく市民のプロ、人間のプロであることが本当のジャーナリズムなのだそうだ。話を聞きながら、深いなあと何度も相槌を打ってしまった。
一緒にお仕事ができそうな感触だが、正式に決まったらまたお知らせします。お楽しみに!