裸の付き合い
長男のまーくんが生まれて3か月目に入った。
1か月検診では平均よりも2倍のペースで体重が増えてるとほめられ(?)るくらい、おっぱいもたくさん飲んでいる。外へのお散歩も始め、抱っこひに入れて買い物も一緒に行っている。休日に街に出ると、意外にも子供を抱っこしているパパが多いことに気づく。父親の育児参加率は近年だいぶ伸びてきているようだ。
とはいえ、父親ができることは限られているものだが、私にとって毎日の一番の楽しみがお風呂だ。父と子で裸になって肌を重ねてのコミュニケーション。お風呂好きのまーくんは、気持ちよくてすぐに寝てしまうのだが、なんとなく心が通じ合う瞬間だ。お腹が空いているときは、パパの腕を間違えてチュパチュパと吸いつく。真っ赤な跡がつくぐらい力が強いが、くすぐったくて不思議な気持ちになる。お乳をあげられない父親にとっては、ちょっとした勲章だ。
お風呂ではもちろんよくおしっこをするが、この前はうんちをブリブリとやってくれた。黄色い「湯華」が浮かび、私も初体験の温泉になった。
日々、大きくなり、成長する。それこそ16倍速、100倍速の勢いだ。そんな我が子を通して、不器用な私も少しずつ親というものを学ばせてもらっている。