- 作者: 高橋洋一
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/03/19
- メディア: 単行本
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霞ヶ関埋蔵金を世に明らかにした男。小泉郵政民営化のブレーン。異例の元財務官僚の著書。
恥ずかしながら高橋氏の存在を最近まで知らなかったが、構造改革を支えた参謀ともいえるこの人の言動は、今後の日本政治経済の行方も占うかもしれない。今後の動きに注目したい。
ところで最近、霞ヶ関を飛び出した異色の才能を持つ人々が世に積極的に発信しているように感じる。外務省の佐藤優氏然り、財務省の高橋洋一氏然り。私の勤める日本財団のパートーナー団体にも、東京財団を筆頭に霞ヶ関出身者が多い。業界利権を誘導する天下りはよくないが、政策市場で有為な人材が自由に往来し、日本にも政・官と対等にやり取りする民間のシンクタンク群が育つことを願う。