悲劇から
夜を徹しながら週末をまるまるかけて、ドラフトを完成させた火曜日(明日)提出の統計ファイナル・ペーパー。
15ページの本文に、グラフと表をいれて25ページほどの分量。
まだまだ修正が必要な段階だったが、とりあえずページ数はカバーできたのでちょっとした満足感。
しかし今学期最大の悲劇は、その1年間の成果物であるファイナルペーパーのデータをパソコンからUSBにコピーしようとしたとき起こった。
パソコン→USB
これが僕のすべき手順のはずだった。
しかし、半徹明けのぼーっとした頭のまま僕が行った作業は
USB→パソコン
USBには同名だがほぼ空のファイルが保存されていた。
保存したあと、すぐに異変に気づいた。
急いでファイルをあけると、ほぼ白紙のファイルが僕の目の前に現われた。
どちらのファイルをあけても、出てくるのは同じだった。
つまり、25ページのファイナル・ペーパーのデータは、ほんの1クリックで全て失われたのだ。
現実を受け入れられなかった。
夢なら覚めてほしかった。
ゴミ箱やらあらゆるところから、ファイルを探してみた。
しかし、見つからなかった・・・
ファイル復元ソフトをネットから拾ってきて試してみた。それでもダメだった・・・
(もしやり方が分かる人がいれば教えてください)
この時点で、かなり半泣き状態。
時間の余裕は全くなかった。
本来なら今日、もう1個火曜日(明日)提出の、ほとんど手をつけていないTake-home Exam(持ち帰り試験、合計8ページ)をやる予定だった。
今日一日でその試験をある程度終わらせて、両方の課題を明日手直しをして提出、というのが僕のギリギリ・プランだった。
しかしデータを一瞬で失うことで、残り1日で二つのファイナル提出物をやっつけなければいけない、というがけっぷちの状態に立たされた。
終わらなければ、もちろん単位はこないだろう。
そしたら当然、「卒業はお預け」ということになる。
泣きたかったが、とにかくやるしかなかった。
今日丸一日かけて、消えてしまったファイナル・ペーパーをもう一度書き直した。
ぶっつづけで12時間。さきほど、ようやく書き直すことができた。
こんなとき、大学受験時代の一日14時間勉強でつけた勉強体力が役に立つ。
なんとかリベンジは果たせた。
あとはもう一つ。
これから迎える夜の第二ラウンドが天下分け目の戦いとなる。
「あきらめたらそこで終しまいだよ。」
僕はあきらめたくない。
皆さん応援よろしくお願いします。