ハーバードより東大
以前「エリート養成」の項目で紹介したこともある読売新聞の教育ルネッサンスに、東大改革(「東大解剖」)についての一連の記事が掲載されていました。(少し前になりますが)
日本を離れ、アメリカや世界各国の教育事情を研究すると、やはり、常に思考の帰着点は「日本」になります。
今学んでいることをどう母国に還元できるか。
日本の特徴を活かした教育政策を世界に還元できないか。
「教育再生」を唱える新内閣に、自分だったらどういう提言をするか。
そういったことを、雪崩のように襲ってくる課題の合間に考えつつ、母校の変化に関する記事に出会ったので、(テスト前の前夜ですが)いっきに全部読みました。
自分の在学中に独立行政法人化が進み、自分自身、工学部のシステム創成学科という新しい学科の1期生にもなったので、変わろうとしている姿は当時でも感じていました。
そういった動きが徐々にですが、増している印象を受けます。
寄付金収集チームを民間人材から集めたり、中国事務所に続いて韓国、インドにも海外拠点の拡大を模索したり、新卒職員の半数が東大卒業生となったり、などなど、動きが活発化している感がありますね。
以前に紹介した東大TVなどメディア関係の試みもやっていますし。
もちろん、まだまだのところもあるでしょうけど、少しだけ期待を持たせてもらえる記事でした。
あと自分が考えるところでは、
専門職大学院(ロースクール、公共政策に続いて、MBA、Education Schoolなど)、
入試改革、
交換留学制度の充実、
教養課程改革、
古典・人文学の強化、
(法的に可能になれば)積極的な資金運用
などに取り組んでもらいたいです。
ハーバードにも負けない「世界の東大」になってほしいですね。自分も卒業生として、将来必ず貢献していきます。
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