本山勝寛 SNSフォーキッズ代表 公式ブログ | Katsuhiro Motoyama's Official Blog

教育イノベーター本山勝寛の学びのススメ日誌。極貧家庭から独学・奨学金で東大、ハーバード大学院に通い、国際教育政策修士課程修了。日本財団で教育、国際支援、子ども支援事業に携わり、EdTechスタートアップを起業。 子供向けSNSフォーキッズを立ち上げる。『好奇心を伸ばす子育て』『最強の独学術』等著書多数。6児父4回育休。

ハーバードより東大

以前「エリート養成」の項目で紹介したこともある読売新聞の教育ルネッサンスに、東大改革(「東大解剖」)についての一連の記事が掲載されていました。(少し前になりますが)

日本を離れ、アメリカや世界各国の教育事情を研究すると、やはり、常に思考の帰着点は「日本」になります。
今学んでいることをどう母国に還元できるか。
日本の特徴を活かした教育政策を世界に還元できないか。
教育再生」を唱える新内閣に、自分だったらどういう提言をするか。

そういったことを、雪崩のように襲ってくる課題の合間に考えつつ、母校の変化に関する記事に出会ったので、(テスト前の前夜ですが)いっきに全部読みました。

自分の在学中に独立行政法人が進み、自分自身、工学部のシステム創成学科という新しい学科の1期生にもなったので、変わろうとしている姿は当時でも感じていました。
そういった動きが徐々にですが、増している印象を受けます。

寄付金収集チームを民間人材から集めたり中国事務所に続いて韓国、インドにも海外拠点の拡大を模索したり新卒職員の半数が東大卒業生となったり、などなど、動きが活発化している感がありますね。
以前に紹介した東大TVなどメディア関係の試みもやっていますし。

もちろん、まだまだのところもあるでしょうけど、少しだけ期待を持たせてもらえる記事でした。

あと自分が考えるところでは、
専門職大学院(ロースクール、公共政策に続いて、MBA、Education Schoolなど)、
入試改革、
交換留学制度の充実、
教養課程改革、
古典・人文学の強化、
(法的に可能になれば)積極的な資金運用
などに取り組んでもらいたいです。

ハーバードにも負けない「世界の東大」になってほしいですね。自分も卒業生として、将来必ず貢献していきます。


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