まなブロ by 教育イノベーター本山勝寛

教育イノベーター本山勝寛の学びのススメ日誌。極貧家庭から独学・奨学金で東大、ハーバード大学院に通い、国際教育政策修士課程修了。日本財団子どもの貧困対策チームリーダー。『今こそ「奨学金」の本当の話をしよう。』 『最強の独学術』等著書多数。

アウトプット革命へ

私はこれからの学びの質を高めるポイントは、いかにアウトプットの機会をたくさんつくり、そのフィードバックの質量を高めるかだと考えている。

知識や情報そのものの価値が薄れていく時代にあって、既存の知識情報をインプットだけすることの価値は相対的に低下してきている。

逆に、知識と知識を組み合わせたり、情報を編集したり、異分野をつなぎ合わせてアウトプットすることの価値がより高まっている。

もちろん、アウトプットはそれ以上のインプットをベースにして生まれるものなので、インプット自体をおろそかにしてはいけない。しかし、インプットだけで満足していては、時代から取り残されてしまうだろう。

 

この点からいって、オンラインサロンは、アウトプットが質量ともに求められる良質な場であり、かつ決して予定調和ではないという点で、時代が生んだプラットフォームなのだと感じるようになった。

 

オンラインサロン「MSI塾=本山ソーシャルイノベーション塾」を始めて2ヶ月が経った。サロン運営は手探りの連続だけど、今後の大きな可能性や自分自身にとっての成長と挑戦機会という点で非常に意義を感じている。

 

SNSの場合は、フィードバックがあまりないか、単なるたくさんの「いいね」で終わるか、誹謗中傷的な批判で炎上するかの両極端にふれやすい。これでは、アウトプットにはよいのだが、フィードバックの質量という点でうまく機能するか難しいところがある。

 

オンラインサロンはサロンオーナーもさることながら、会費を出しているメンバーにもアウトプットやコメントのやり取りが求められ、会費を出しているという前提がアウトプットによる参画というモチベーションにつながりやすい。これが、単にネット上の無料の情報を流し読みしたり、本を読んで終わるだけのインプットオンリーとは異なる点だ。

 

私自身も、オンラインサロンを始めて、アウトプットの機会とフィードバックの質量が以前にまして増えたと感じている。オンラインサロンの運営を実践することが成長と挑戦の機会を得るのによい場となり、新しい実践的な学びの場となっている。いわばアウトプット革命のスタートだ。

 

そのアウトプットの結果として、「創造性親子ワークブック」という出版企画がオンラインサロンMSI塾から生まれカタチになってきた。年内には出版予定だが、これも子どもたちにインプット重視の教育からアウトプット重視の学びへと転換を促すツールとすることを意図している。

 

大人の学びも、子どもの学びも、アウトプット革命へ。

これからもっと仕掛けていきたい。

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