この度、日本財団で新たに「人材開発チーム」が立ち上がることになり、そのチームリーダーに就任いたしました。
子どもの貧困対策チームリーダーとの兼任となります。
実は、年始から部署横断のタスクフォースとして採用や育成、人材開発制度の強化を検討、整備するプロジェクトに取り組んでまいりました。
日本財団はソーシャルイノベーションのハブとなることを標榜し、年間500億円規模の事業費を社会課題解決のための公益事業として取り扱っていますが、職員は現在100数十名程度しかいません。
職員一人一人が担う責任や裁量は大きく、「人」こそが事業の成否を左右し、ひいては社会課題解決に向けてイノベーションを起こすことができるかを決める最大の鍵となります。前職のパラサポのときもそうですが、今まで以上に自らが事業開発し、社会にムーブメントを起こしていくことが、職員一人一人に求められています。
そこで、日本財団には、これまで人事部や人事チームという人材に関する専門部署がなかったのですが、ソーシャルイノベーションのハブを実現する人材を採用、育成するための人材戦略や施策、制度を開発するチームとして発足したのが人材開発チームです。
今年1月から種まきしてきたものを、さらに本格的に展開してまいります。たとえば、日本財団職員の留学支援制度を新たに導入しました。他にも、様々な施策を試みています。
もちろん、子どもの貧困対策チームのほうも引き続き全身全霊をかけて頑張ります。こちらも天職だと感じ、取り組んでおります。
私の2019年の目標は「育人創社」。
人を育てることで、社会に創造の機会を創出する。
これを公私ともにがんばります。