【ご報告】パラサポで最後となりました
ご報告です。
6月1日付をもちまして、日本財団パラリンピックサポートセンターへの3年間の出向期間が終了し、出向元である日本財団に戻ることになりました。
思えば3年前、パラリンピックのパも知らないまったくの素人だった状態で、パラサポへの出向の人事異動があり、怒涛の3年間がスタートしました。
当時は貸しビルの手狭な一室に6名ほどの小所帯で入り、Challenge For Tomorrow というビジョンの言葉と事業項目が決まっている以外は何の事業もない状態でした。
何から手をつけてよいのか分からず、不安ななかでのスタートでした。
それから3年が経ち、気付いたら素晴らしいオフィスに、素晴らしいスタッフが30名近くも集まり、競技団体の皆さんも日に日に増え、パラサポが活気あるパラの一大拠点になってきたのではと感じています。
立ち上げられた事業も大小合わせると数十にもなり、多少の失敗もあったかもしれませんが、どの事業も確実に人々の心を動かす価値ある事業に育ってきているのではないかと感じます。
そのどれ一つとっても、スタッフたちの昼夜を問わない努力があり、また一緒に協力してくださった関係機関の皆さん、素晴らしいパフォーマンスを見せてくださった選手の皆さん、そして変わらずに応援し続けてくださったファンの皆さんたちの力があったからこそだと実感しています。
この期間、素晴らしいスタッフたちや熱い想いのある人たちと一緒に、数々の事業をゼロから創り上げてきたことは、自分にとって貴重な経験であり、また誇りでもあります。
2020まではまだ道半ばですが、集まり始めたこの想いの輪が広がっていけば、東京2020パラリンピックの成功は間違いないと思います。
これからはパラリンピックの一ファンとして、応援を続けてまいります。
また、日本財団では子どもの貧困対策事業を担当することになりますが、インクルーシブな社会をつくるというビジョンに向けては、そのムーブメントの一員であり続けていると思っています。
直接ご挨拶ができなかった皆さまにもこの場をお借りして、心より厚くお礼申し上げます。
ほんとうにありがとうございました。
本山勝寛
パラサポのスタッフたちから素敵なお花をいただきました