いま日本は「内村鑑三」を再発見すべき: I for Japan; Japan for the World
私の尊敬する人物を5人挙げよと言われたら、その一人に内村鑑三が入る。
人生に悩み苦しんだ20代前半の学生時代、内村の書籍や日記を読み漁り、大きな衝撃と感銘を受けた。
没後90年近くが経つが、その遺した言葉と生涯は生きたメッセージ=福音として心の深部に突き刺さる。
そんな内村鑑三の生涯を、新書という読みやすい形で、なおかつ深みの部分まで伝えてくれる一冊が出ていた。若松英輔氏による『内村鑑三 悲しみの使徒』だ。
内村の生涯を追いながら、関わってきた弟子たちや時代の重要人物を通して、内村の生き様を立体的に浮かび上がらせている。若松氏は同著の最後に、このように結んでいる。
彼は、神への、あるいは彼がいう「宇宙」への扉をキリスト者以外の人々にも開こうとした。そうした姿を見て藤井は「預言者」と呼んだのだろうが、それでもなお、彼の全貌を言い当てていない心持ちがする。彼はやはり、遅れてきたイエスの直弟子である使徒のひとりだったのではないだろうか。
有名な内村の墓碑銘は、私自身にとっても座右の銘となっている。
I for Japan;
Japan for the World;
The World for Christ;
And All for God.
今こそ、「日本に遣わされた使徒」、内村鑑三を再発見すべきのように感じる。
◉本山が使命感を持って起業した4kiz代表としてのnote
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