まなブロ by 本山勝寛 教育イノベーター・日本財団子どもの貧困対策チームリーダー

教育イノベーター本山勝寛の学びのススメ日誌。極貧家庭から独学・奨学金で東大、ハーバード大学院に通い、国際教育政策修士課程修了。日本財団子どもの貧困対策チームリーダー。『今こそ「奨学金」の本当の話をしよう。』 『最強の独学術』等著書多数。

「学べるマンガ」はいずれ教育に欠かせないコンテンツになる

"もしも「学べるマンガ」が図書館に充実していたら"という記事を投稿したのが、1年4ヶ月前。

マンガには、新しい分野に関心をひろげ、物事への好奇心を高める力がある。教育の時代から学びの時代へとパラダイムシフトし、好奇心を高めることが最も重要になってくる時代において、マンガのそういったポテンシャルを最大限にいかすことはできないだろうか。たとえば、もしも学校や公共図書館にたくさんの「学べるマンガ」が置かれてあったら、おもしろいことが起きないだろうか。いわゆる伝統的な学習マンガだけでなく、エンタメマンガだけど、特に新しい世界を発見させてくれるような好奇心を高める「学べるマンガ」だ。そして、そのマンガと関連するような小説や単行本、専門書も一緒に並べてある。そんな図書館が日本中にあったら、楽しくないだろうか。

そんな問いかけを世の中に投げかけ、勤め先の日本財団で「これも学習マンガだ!」というプロジェクトを昨年10月に立ち上げた。漫画家の里中満智子さんや、『宇宙兄弟』の編集をつとめたコルクの佐渡島庸平さんなどに選書委員に入ってもらい喧々諤々の議論をして選書をした。発表後は想像以上に反響があり、ネット上で多数のユーザーを巻き込んだ議論が湧き上がり、全国の学校図書館からは問い合わせやポスター・チラシの希望が殺到した。「学べるマンガ」が図書館に充実するという「もしも」の問題提起は早くも現実になりつつある。

そんな「これも学習マンガだ!」のプロジェクトが今度は一冊の本になった。

学べるマンガ100冊

学べるマンガ100冊

タイトルは少し変わって『人生と勉強に効く学べるマンガ100冊』。マンガを通して楽しい学びや、新しい世界の発見へと誘っていくという趣旨に変わりはない。文学や生命、芸術や社会、職業、歴史、科学、スポーツと幅広いジャンルの「学べる」エンタメマンガを選書し、熱い解説を加えている。

本書をガイドブックに「学べるマンガ100」を実際に読んでみれば、
「はじめに」で佐渡島さんが語るように、「マンガが教科書よりもすごい理由」が分かるだろう。

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いずれ遠くない将来に、学べるマンガは図書館に当たり前のように置かれるようになり、教育にとって欠かせないコンテンツになっているのではないだろうか。

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