まなブロ by 本山勝寛 教育イノベーター・日本財団子どもの貧困対策チームリーダー

教育イノベーター本山勝寛の学びのススメ日誌。極貧家庭から独学・奨学金で東大、ハーバード大学院に通い、国際教育政策修士課程修了。日本財団子どもの貧困対策チームリーダー。『今こそ「奨学金」の本当の話をしよう。』 『最強の独学術』等著書多数。

投票率24%という現実

舛添都知事の辞任で、一気に次期都知事選への話題が盛り上がっている。その前には、初めて18歳以上が選挙権を持つことになる参議院議員選挙もあり、世間が選挙色になってきた。そんななか、なんの話題にもならずに、静かに執り行われ、なんと投票率24.25%という低投票率だっ選挙がある。港区長選挙だ。

選挙結果は以下の通り。

当33803 武井 雅昭<4>無現=自民公社

7406 千葉 一成 無新=共

2785 梅原 義彦 無新

港区はもともと国政選挙や地方議員選挙でも投票率の低い選挙区だが、特に区長選は全国的に見ても圧倒的に低い投票率だ。四人に三人以上が選挙権を放棄しているという結果に、民主主義が本当に機能しているのか考えさせられる。

奇しくも都知事の動向とその進退があれだけ騒がれて話題になったのに、23区の首長の動向がなんの関心ももたれないことに、地方自治と東京のローカルメディアの貧困を感じざるを得ない。

市民一人一人が地域の政治に関心を持ち、意見し、参画していく積み重ねが、政治を成熟させ、結果的によい政策とよい社会につながるのでは思う。

次期参院選は18歳以上が初めて選挙権をもつ。一人一人がその重みを感じて投票所に足を運んでいただきたい。そして、市民が地域の政治にも関心を持てるような工夫がもっとなされるべきではないだろうか。

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