ゆっちゃんの誕生から約3週間が経とうとしています。
私も「専業主父」としてもうすぐ3週間になるということです。
私の専任担当は2歳になった長男のまーくんなのですが、遊びたい盛りのまーくんは毎日外に連れて行かないと有り余るエネルギーが放出できずに火山のように爆発します。
朝ごはんを苦労して食べさせると、すぐにでもパパのバッグを玄関まで運んで遊びに出かけたがります。
そして、パパの準備が遅いと「イヤーイヤー!」とビックバンがさく裂します。
もし自分が育休をとらずに、産後の安静期間のママだけだったら、当然まーくんを外に連れていくこともできないので、どうなっていたんだろう…とぞっとする思いです。
出産直後の父親の育休の重要性を改めて感じています。
そんなエネルギーの塊のようなまーくんですが、せっかくの育休期間、母親の真似だけでなく父親だからこそできることをしてあげようと、とにかくいろいろな公園や児童施設に連れて回っています。
まあくんを自転車に乗せて行ける範囲の公園を探索し、これまで10数か所の公園を回ったと思います。
子どもにとっても毎日違った刺激が得られるし、私自身にとっても地域の発見が得られるので、毎日親子で冒険をしているような気分で楽しんでいます。
あと、もう一つの過ごし方として、地元の「子育て支援センター」なるものにも通っています。
これはママがよく連れて行っていたところで、0歳から3歳の未就学児が遊んだり、親同士の情報交換やスタッフへの相談などができる施設です。市区町村が運営しており、最近いろいろな所にできているようです。
私の場合、幸いにも家の近くにあり徒歩圏内なので、特に雨の日に重宝しています。
とはいっても、公園と違い閉じられた空間。妻からも聞いていましたが、スタッフとママさんはみんな女性。男である私にとって明らかにアウェーであることから、最初のうちは腰がひけて避けていました。
先日、雨が降って公園に連れて行けなかったので、ようやく重い腰を上げて挑戦してみたのです。
入ってみると確かにみな女性。しかも周りは顔見知り同士のようで、ママ同士やスタッフの先生たちと談笑しているけど、私は誰も知りません。これが「イクメンの孤独」かと肩身の狭い思いをしながら、暴れん坊のまあくんの背中を追うといった感じでした。
とはいえ、緊張している私に見かねたのか、救いの手も差し伸べられました。まーくんのことを知っていたスタッフの先生や妻のママ友から話しかけられ、ゆっちゃんの誕生のことや育休のことなど、ようやく会話を交わすことができました。
まだ友達とまでは言えませんが、ママ友ならぬオヤ友が得られる喜びの一端を垣間見ました。
地域資源の発見や、地元の人々との交流など、育休を通して学ぶこと、子どもを通して学ぶことが多い日々です。
専業主父3週間の見習いですが、これからもがんばります!