まなブロ by 本山勝寛 教育イノベーター・日本財団子どもの貧困対策チームリーダー

教育イノベーター本山勝寛の学びのススメ日誌。極貧家庭から独学・奨学金で東大、ハーバード大学院に通い、国際教育政策修士課程修了。日本財団子どもの貧困対策チームリーダー。『今こそ「奨学金」の本当の話をしよう。』 『最強の独学術』等著書多数。

アフリカに学校1000校

<高村外相>アフリカに学校1000校 5年間で建設計画
4月23日19時4分配信 毎日新聞

 横浜市で5月に開催される第4回アフリカ開発会議(TICAD4)を前に、高村正彦外相は23日、東京都内で講演し、今後5年間でアフリカに約1000校の学校を建設する政府計画を発表した。

 アフリカを含め途上国の理数系教師30万人を対象に教授法の指導をするほか、日本の大学院への技術者の留学を通じた人材育成も強化する。高村氏は「基礎教育と技術・職業訓練を同時に進めていくべきだ」と強調した。

TICADに合わせた政府の支援方針の表明です。5月に行われるTICADは仕事の上でも絡みがあるのですが、それとは別に今回の支援の方向性には大枠として賛同します。途上国の教育開発においては、今、国際社会が一致して、"Education For All"(「万人のための教育」)をスローガンに、世界の全ての子供たちが基礎教育を受けられるようにすることを目標にしています。この目標はかなりの勢いで達成に近づいており、既にアジアや中南米ではほぼ数的には達成しています。そこで残りはアフリカということになります。
アフリカの教育における課題としては、学校に通う子供は増えてきているが、教室や教材、先生が足りていないこと。通い始めても質が低いために、留年や中退が多いことなどがあげられます。また、理数系ができるほうが留年・中退率が低いというデータも出ており、理数系教師の支援はそういう利点があります。
日本はもともと理数科の基礎教育レベルに強みがあり、既にJICAが理数科教育支援を始めています。これを太く充実させることで可能になると思われますが、もちろんこれだけの規模で行うには、マンパワーの強化が急ピッチで必要になるでしょう。

私の意見としては、若い理数科教師が1年間英/仏語の実習と教育開発プログラムを受講し、アフリカに派遣されるようなシステムを整備するとよいかと考えています。

それと、技術者教育は極力現地の事情に合ったものがよく、日本に無理に留学してもらう必要はなく、農業技術の向上からまずは始めることからかと思います。(もちろん、他の技術教育も平行して必要ですが。)ここら辺については、仕事にもかかわってくるので後日書きたいと思います。

いずれにしても、アフリカの子供たちが教育を通して夢を叶えるチャンスを得られることを願ってやみません。

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