本山勝寛 4kizフォーキッズ代表 公式ブログ | Katsuhiro Motoyama's Official Blog

教育イノベーター本山勝寛の学びのススメ日誌。極貧家庭から独学・奨学金で東大、ハーバード大学院に通い、国際教育政策修士課程修了。日本財団で教育、国際支援、子ども支援事業に携わり、EdTechスタートアップを起業。 子供向けSNSフォーキッズを立ち上げる。『好奇心を伸ばす子育て』『最強の独学術』等著書多数。6児父4回育休。

梅田望夫さん『ウェブ時代5つの定理』

ウェブ時代 5つの定理―この言葉が未来を切り開く!

ウェブ時代 5つの定理―この言葉が未来を切り開く!

1ヶ月前くらいに読んで感想を書く暇がありませんでしたが、簡単な読書録として残しておきます。シリコンバレーの「すごい奴らの言葉」にとても刺激を受けました。

私が前から好きだったスティーブ・ジョブズの"Stay hungry, stay foolish”も引用されていました。
ほかには、Googleの"Google does not accept being the best as an endpoint , but a starting point"(「グーグルはベストであることをゴールとすることに甘んじてはいけない、それは出発点にすぎない」)とか、もろもろ。
彼らのように"make the world a better place"を進めていきたいとフツフツと情熱が喚起させられます。
一方で、彼らの思想にキリスト教を背景にした個人主義の徹底がはっきりと垣間見られるのに対して、日本のITベンチャー業界の思想背景はいかんと考えさせられたりもします。むしろ日本は仏像に神が宿るような、つくるもの=製品と対話する思想を今後も発達させるのでしょうか。これはジョブズの言う「プロダクト志向のカルチャー」ともつながるような気がします。

わけが分からなくなってきましたが、とにかく、今の私は、日本でもITとNPOソーシャルアントレプレナーをぶつけ化学反応を起こさせたいという気持ちの行き先を探っています。この本はそんな私のおぼろげな思いをより強くさせてくれるに十分な果実でした。

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