本山勝寛:まなブロ

独学で東大、ハーバード大学院に合格し、国際教育政策修士課程修了。アジア最大級の国際NGOである日本財団で、教育や福祉、NPO支援に携わり世界中を駆け回っています。日本と世界に「学びの革命」を起こすべく、学びのススメを綴ります。 『最強の独学術』https://www.amazon.co.jp/dp/447979610X/

上流の石ころ

ブログを書き始めたときもそうでしたが、本を出すと、熱い応援を受けることもあれば、批判や厳しい視線に曝されることもあります。
そもそもそういったことは覚悟の上で、いろいろなことにチャレンジしているわけですが、僕も一人の弱い人間なので、ときに胃も痛くなるし、弱い気持ちにもなります。

『僕の独学戦記』についてのAmazonのレビューを読むと、うれしいものもあれば、手厳しいレビューもあります。そんなとき著者本人としては、厳しいもののほうが気になるものです。
レビューの一部を引用します。

あれあれ?これは変だなっていう疑問点が多いです。
一つは入学金の話。これは昔からいかなる理由でも免除も支払延期もされません。地震にあって家が壊れでもしない限りは無理です。どうやって支払を延期してもらったのでしょうか?
さらに生活費についてですが入学前はともかく入学後は三鷹寮に住み、奨学金を貰えば(作者の経済状況が本当なら確実に双方許可が出ます。)作者のようにバイト三昧に明け暮れなくても十分授業に集中してやっていけます。
落ちこぼれたのは、貧乏だからで無く自己責任ではないでしょうか?確かに作者のような人物にとって東大はこの上なく居心地が悪い空間だっただろうというのは想像できますが。
まぁ嘘と自己弁護が多い宗教臭い作品ということであまり参考にはなりません。

内容はぶっちゃけ著者の(苦労したけど東大に行ったんだよWという)自慢話と大学で落ちこぼれて就職出来なかったり東大の院に行けなかったことを貧乏のせいにしている言い訳話しのオンパレードです。
冷静に読めば矛盾点は腐るほど見つかります。
冷静な読者なら判ると思いますが。
いったい著者は何の目的でこんな本を出版されたのでしょうかね?
まぁ数あるくだらない体験記の一つに過ぎません。
わざわざ出版して人に晒すような内容ではないですね。

はじめは、こういった意見はあまり気にしないほうがいいと思っていました。実際、mixiなどの匿名性が低いところでは、極端な意見はほとんど見受けられません。
しかし、最近は批判してくれることは自分の欠点を気付かせてくれることであり、むしろ感謝しなければならないと感じ始めています。批判は真摯に受け止めなければならないと。
もちろん、事実と異なるものが伝わるのはよくないと思っています。
たとえば、入学金についてですが、本の中でも書いたように、免除申請を出すことで、審査中の期間は支払が猶予されていました。また、審査期間が終了すると、猶予期間がなくなるので利子が発生しました。いちはやく支払わなければならなかったため、夜間のバイトを休みの期間、集中的に行うことになりました。授業料も免除され、奨学金もいただいていましたが、奨学金が支給されたのが2学期くらいからだったので、特に最初の学期は経済的に苦労しました。大学4年間すべてバイトに明け暮れたわけではなく、経済的にも落ち着き、勉強も専門課程(システム創成学科知能社会システムコース)に入った大学2年の後半からは成績も悪くはなかったです。
貧しさや、バイトに明け暮れた体験、成績が悪かったことを書いたのは、そんな僕でも東大やハーバードに行けたんだから、人はどんな環境にあっても、過去の自分がどうであっても、がんばれば何でもできるんだと感じてもらいたかったからです。
就職や東大の院にそのまま進んでしまうことはどこか違うと感じていたので、受けることなしに、悩ん末自分の信じる道を行きました。

とはいえ、そういったことを書かれることは、僕自身に慢心するところがあったのかもしれません。また、本という一方的なコミュニケーションしか成立しない媒体では、誤解が生じることは当然だということの意識が弱かったことも確かです。ブログを通してご指摘いただきましたが、記憶違いの記述もあったようです。
僕も26という年齢で、未熟なことばかりですが、はやいうちに様々な批判や厳しい意見を聞けることは恵まれていると感じています。
本を出すことで、思いもかけなかった経験をさせてもらっています。
不器用ではありますが、一つ一つ、学んでいけたらと思います。

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