考告。 企画をヒットさせるために広告クリエイターたちが考えること
- 作者: 一倉宏,前田知巳,吉岡虎太郎,中治信博,京都広告塾
- 出版社/メーカー: インプレス
- 発売日: 2007/09/19
- メディア: ハードカバー
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広報の仕事に携わってることもあり、いかに言葉に力を与えるか、人々の関心をひくコピーを作れるかを考えたりしています。
それ以前に、ブログのタイトルや毎日の日記の題名、出版する本の題名を考える際にも、短い言葉で中身を表現しながらも、興味をわきたたすようなコピーを考える機会が増えています。
興味をひくタイトルやコピーの作り方は、今ではブログを書く多くの一般人が悩むところかと思います。
『考告』は、博報堂や電通出身のコピーライター、広告クリエーターが、仕事のなかで感じているポイントを具体的なCM事例を交えて紹介しています。
「うまいなー」と思わせる、コピーの事例が豊富で、そのコピーが生み出される過程を知ることができ興味深いです。
たとえば、
「2時間前は、無名でした。」
これ、何のコピーだと思いますか?
大阪国際女子マラソン2005のものです。
新しいヒーロー(ヒロイン)の誕生、ドキドキするようなドラマを感じさせられる言葉ですね。
コピーライターは言葉を作ることを仕事にしている人たちですから、言葉にすごくこだわりがあることを感じます。単に広告という観点からだけでなく、「言葉」そのものに関して考えさせられます。
ブログを書いてる方にもおススメです。