日本財団の主務官庁は国土交通省。
事業報告書や財務諸表の提出、競艇事業の認可などで財団を監督する立場にあります。
特に海船関係では、海事局という部署や海上保安庁関連の仕事で直接関係する機会も多いです。
ということで、上司に連れられて、霞ヶ関官庁街を歩き、国交省の関係者に挨拶に行きました。
実は国交省は、母校の東大工学部出身者も多く、教育だとかNPOだとかやるつもりだったのにこっちの世界にも戻ってきて、人生回りに回ってくるなぁと思いつつある今日この頃です。
とは言っても、今回は名刺交換程度。
まだまだよく分からない世界です。これからですね。
それでも、若い方でアメリカの母校が一緒の方もいらっしゃったので、親近感を感じました。
主務官庁とは言うものの、臆することなく、お互いが対等に学び合う立場で、よりよい政策を導き出せたらと思っています。
最近は、日本財団と海洋政策研究財団の働きかけによって海洋政策基本法も成立し、海洋担当相を冬柴国交相が兼任もしています。「海洋国家としての国家百年の計」をともに描いていくような、国交省との付き合い方をしていきたいです。
官僚の天下り問題がクローズアップされ、国家公務員改革が議論されていますが、その解決の一つは、いわゆる「天下り先」に人材が広くから集まることだと思っています。だから公益法人ががんばらなきゃいけないし、日本財団は先駆けて民間の立場で公の仕事をしてきた立場として、そのモデルになっていかなければならないと思っています。
それと、広報マンとして、国交省記者クラブにも行きました。省庁のなかに、マスコミ各社が入っている場所があったんですね。恥ずかしながら、初めて知りました。
日テレさんやフジテレビさんと挨拶しましたが、フジさんから犬のグッズをいただきました。「ジャングルにいても40日くらいサバイブできそうですね」というわけの分からないコメントをいただきました。さすがマスコミ(?)
「おもしろきこともなき世をおもしろく」するようなネタを仕掛けていけるように、今は修行の道が続きます。