- 作者: 鬼塚忠
- 出版社/メーカー: ランダムハウス講談社
- 発売日: 2005/02/26
- メディア: 単行本
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出版デビューに向けてお世話になっている、「作家エージェント」のパイオニア鬼塚忠さんの著書です。（ずいぶん前ですが）ご本人から頂戴し読んでみました。
ご本人とお話していても伺えられるのですが、鬼塚さんの破天荒さと情熱、嗅覚の感じられる本です。作家エージェントという日本になじみのない分野ですが、本を愛する気持ちと日本を愛する気持ちから、その新しい分野に挑戦されたことが感じられます。そして実際に、3年間で5万部を越えるベストセラーを12冊、10万部超を4冊、世に出しています。映画化、漫画化作品も複数あります。しかも、ほとんどがデビュー作。今は、自分も参加している「作家養成ゼミ」を主催しており、常に挑戦し続ける姿に学びたいです。
そんな鬼塚さんが、著書のなかで、作家に求める５つの資質を挙げています。
「ポテンシャル」（知識、切り口、視点、好奇心、探求心）
「強い信念」
「カッコよさ」（見た目ではなく、本当のかっこよさ。美学）
「深い仲になれるか」
「若さ」（精神的な若さ）
作家だけに留まらない普遍的に重要な資質だと思いますが、僕自身、物書きの端くれとして、人として、文章力以上にそういった「芯」の部分を磨いていきたいと思います。
