昨日、第一回目の「作家養成ゼミ」に参加してきました。
日本で初の作家エージェント会社「アップルシードエージェンシー」を起ちあげた鬼塚忠さんと、リブロという書店が共同で始めたプロジェクトです。
鬼塚さんは「ベストセラー作家を作り出す男」として出版業界では超有名な方です。
大手出版社の編集者の方が勢揃いで、さらに書店店長、著書映画化担当の方と、出版業界を凝縮するようなオブザーバーに、「作家の卵」として選出された10名ほどの「ゼミ生」が初めて一堂に会しました。
僕も、その中に、おそらく一番若い人間として参加です。
まず、自分自身の本の出版としては、手ごたえを感じています。
何社からか関心を示していただき、何よりも嬉しかったのが、鬼塚さんに認めていただけた点です。ゼミの前には、アップルシードエージェンシーのほうにもお邪魔し、直接お話をさせていただきました。
すごく破天荒だけど、志を持っていて、本質を見抜いている方だなぁということを感じました。僕の著書、というより僕自身についても、「ベストセラー作家の卵」として評価していただけたことが嬉しかったです。
次に、作家養成ゼミという企画についてですが、
このプロジェクト自体がすごく「おもしろい」と感じました。ここに参加できたことが、ある意味、自分自身の作家デビューということ以上に価値があるんじゃないかと感じます。
もともと僕は、教育、人材の育成に興味がある人間なんですが、このゼミが一つの塾のような、「人材を発掘し、育て、輩出する」という機能を果たすんじゃないかとすごく共感を覚えました。これは、鬼塚さんに共感を覚えたもう一つの理由でもあります。
取材にこられていた出版系新聞社の方も、こういった企画は初めてで、すごくおもしろいと評価していました。
本が売れない出版業界不況の時代に、「人を探し、育てる」という原点に帰っている点が、僕は本質をついていると感じます。
この企画自体、そして僕自身の出版がこれからどうなっていくかは、まだまだふたを開けてみないと分かりませんが、どうぞご関心を持って見守っていただけたらと思います。現在、出版社を決めていく段階で、今後もリアルタイムで報告していきます。
僕自身も、こんなところに参加してしまった以上、ただ本を出せればいいという次元を越えて、ベストセラーにする、「社会現象を起こす」という意気込みで執筆作業、ゼミに取り組んでまいります。