まなブロ by 教育イノベーター本山勝寛

教育イノベーター本山勝寛の学びのススメ日誌。極貧家庭から独学・奨学金で東大、ハーバード大学院に通い、国際教育政策修士課程修了。日本財団子どもサポートTチームリーダー兼人材開発Tチームリーダー。『今こそ「奨学金」の本当の話をしよう。』 『最強の独学術』等著書多数。

Road


(写真)国連と日の丸


国連UNICEF、フォード財団、マッキンゼー・・・

ハーバード教育大学院ではOB/OGを訪問するネットワーキング・イベントが短い冬休みのこの時期に開催されます。今週はNYを本部に置く企業・団体。他にもニューヨーク市教育局やNGOなど様々です。

ボストンからニューヨークまでは高速バスで4時間。チャイナ系バスを利用すると片道15ドルで行けます。
ちなみに、中国語でボストンは「波士頓」、ニューヨークは「紐約」ということをはじめて知りました。ついでに調べてみたら、マサチューセッツ州は「麻州・麻省(馬薩諸塞州または麻薩諸塞州)」、ケンブリッジは「剣橋」らしいです。
そうか、マサチューセッツはマージャンの発祥地で明治維新を先導した薩摩藩と関係が深いのか。ふむふむ。ボストンは波止場の町だし、道頓堀のような(よりもずっときれいな)チャールズ川が流れている。ケンブリッジはさすが精神統一が図れる町だ。
象形文字しかない世界というのはなかなか楽しいもんですね。

しかし、帰りのバスの中で4時間、「紐約」の意味を考え続けたものの、僕の中では未だにそのもつれた紐が解けていません。

そんななか、今日、先輩から聞いた言葉で印象に残った言葉。

候補者に求める資格は何か?

“INTEGRITY”

辞書を引くと、
?誠実、正直、高潔 ?品位、完全性、全体性とあります。

他にも、積極的な探求心分析能力などを挙げていたが、キャリア関係の話でこの言葉を聞いたのは初めてでした。
その場では、メモをとった以外、何となく聞き逃していたのですが、バスの中の紐解きのなかで徐々に気になった言葉でした。

彼はまた、キャリア形成に必要なのは、1にリラックス、2にネットワーキング、3にタイム&スペースだ、ということを言っていました。アメリカでいうネットワーキングとは、要するにコネ作りのことですが、僕はコネとかキャリアとかいう言葉があまり好きではありませんでした。

キャリアの語源はいくつか説があるようですが、そのうちの一つはラテン語carerera(road)のようです。
中田英寿は引退後に「人生は旅であり、旅は人生である」と語り、松尾芭蕉は「月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也」と謳った。

僕は、キャリアという言葉が自分の中でもっていた浅はか響きを、もう一度、「旅〜ROAD」として捉えなおしてみたい気分になった。
それは職業選択が、現実問題として迫っている今だからこそ、
もう一度、原点に戻る必要があると感じることができたからだ。

彼の語ったキャリア論とはもしかしすると、「」、「(アンテナをはる)」、「時と間」ということだったのかもしれない。そう考えると、何かがほどけてきた気がする。

僕は、天職召命Callingという言葉が好きだ。

その終わりなき路上において、常にintegrityを求めて生きたい。


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p.s.僕のブログ名、 「Road to Harvard」は企画担当者がつけてくれた題名ですが、ハーバード合格後もそのまま使わせてもらっています。この際、Harvardとはハーバード大学そのものを限定して指すものではないと自分自身はとらえています。