まなブロ by 教育イノベーター本山勝寛

教育イノベーター本山勝寛の学びのススメ日誌。極貧家庭から独学・奨学金で東大、ハーバード大学院に通い、国際教育政策修士課程修了。日本財団子どもの貧困対策チームリーダー。『今こそ「奨学金」の本当の話をしよう。』 『最強の独学術』等著書多数。

東大・ハーバード受験記 第一章「飢えと渇き」④夢

前回からの続き

1章①生い立ち
1章②野球
1章③バイト


高1の秋から約1年半、バイトを続けた。高3になる前に進路に悩み始めた。ちょうど家に帰ってきていた父と話した。僕は父と同じ職業である牧師を目指して神学を学びたいことを告げた。その前の冬、僕にとって回心的な出来事があったからだ。しかし、父は一般の大学進学をするように言った。自分の探求欲や宗教的な次元での活動で終わるのではなく、社会に対して何か役立つことをしなければならない、と告げられた。

僕は悩んだ。

僕は父を尊敬していた。母をはやくに亡くしながらも、男手一人で「茶色一色の弁当」を作りながら育ててくれた父。霊界に行った母の自慢話をいつも子供に聞かせ、誰よりも母のことを愛している父。有名大学を出ながらも、人のために生きようと牧師になった父。父の生き様を自分は辿ろうと思った。
しかし、別の道を示された。それは「次の道」なのかもしれない。僕は悩んだ。

その頃、ある夢を見た。それは自分の人生にとって最大の意味をもつ夢であり、最大の事件であったかもしれない。僕はその夢をひと時も忘れることがない。その夢を見て、僕にとって、「日本」というものが重くのしかかってきた。

「日本」

それが僕に突きつけられた大きな大きなテーマだった。

また、その頃同時に、ある本を読んでいたが、その中の一節もまた僕の心に突き刺さった。「付き従ってくる千人よりも、千人を指導できる一人が必要」と書かれていた。
考え抜いたすえ、僕は、日本の最高学府である東京大学に進学することを決意した。
「日本を導いていける一人になろう」、そう決意した。
尊敬する父と、天国にいる母、そして信じる神の前に誓った。
17の誕生日を迎えた、高3直前の春休み前だった。


続く・・・

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